楽しく暮らし健康寿命を延ばそう
超高齢化社会を迎えた今、 平均寿命より健康寿命を延ばすことの重要性が注目されています。
若い時には肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病などの管理が動脈硬化の進行を抑え、 虚血性心疾患(狭心症、 心筋梗塞など)や脳卒中、 さらには認知症の予防に大変重要となります。
高齢になってからは何かと虚弱になり(フレイル)、 要介護状態から寝たきりになる危険が高まります。
要介護状態となる要因としては脳卒中、認知症と共に、運動器の障害(転倒、 骨折、関節疾患)が上位を占め、筋肉や骨の衰えを防ぐことが大切になります。
したがって、 食生活のきびしい管理はかえってマイナスになることもあります。
高齢になったら、しっかり食べて、アタマとカラダをこまめに使い楽しく暮ら すことが、 すなわち健康寿命を延ばすことにつながります。