テレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」という番組では、借金のカタとネットオークションで入手したものが贋作の通例になっています。
今回、そのネットオークションで入手した作品を権威ある鑑定機関に依頼したところ、却下されてしまいました。
鑑定結果の詳細は説明しないというキマリなので、本物という確証が得られなかったのかと想像しています。
病気の診断は診断基準に明らかに該当する場合と、疑いの範疇にとどまる場合がありますが、後者には治療診断といって治療が有効かどうかが参考になる場合があります。
作品の鑑定にも治療診断のようなものがあればと思った次第です。
「赤い船」(仮題)油彩8号(伝 長谷川利行)