【院長だより】感染予防のはなし

新型コロナ感染症の検査方法としてウイルスの存在を調べるPCR検査が診断に使われていますが、それとは別に以前に感染したことがあるかどうかを調べる抗体検査が導入されつつあります。

これにより、感染しても無症状で治った人たちの存在がより明らかになることが予想されます。したがって、今後感染予防としては接触する誰もが感染している可能性があるという考えのもとに対処が必要になります。

当院では現在一般の患者さんに対してもキャップ、ゴーグル、保護服で診療させていただいています。患者さんにも全員マスクを着用していただき、持参されていない人には手作りのマスクをお渡ししています。院内の換気や清拭消毒を頻繁にして、患者さんやスタッフの感染予防に最大限の配慮を行なっています。

新型コロナとの戦いは長期化することが予想され、外出時のマスク着用やマメな手洗いは日ごろの習慣としていただきたいと思います。